極寒

rymugi2004-12-15

今日は雪だし、くそ寒いし、別に外に出る用事もないので一日中家にいた。

ぼんやりと、時の経過を感じていた。いつもおぼろげに思うのだが、「時間」には2種類あって、一つは現在の「時間」でもう一つはもう少し大きい括りの過去としての「時間」。奇妙な事に、流れている現在の「時間」のほうが止まっているはずの過去としての「時間」よりもずっと遅く流れている。流れているはずの現在の「時間」は止まっているほどに遅い。

極端に言うと、現在の「時間」、つまり現在には永遠性があるのだ。反対に、現在でなくなった、または現在であるのを放棄した「時間」は過ぎ去り、過去になる。

記憶する能力が欠ける病気があるらしいが、この患者にはまさに過去というものがないので、現在にしか生きられない。「今」という時間しか持っていないのだ。この患者は永遠性の中に生きているわけだ。

と、脈絡のない事を考えたり、考えなかったり。