映画

「マルメロの陽光」 ヴィクトル・エリセ

長い・・・体調が悪かったのもあるが何度も寝た。この画家のマルメロの木への挑戦と自分のこの映画への挑戦がクロスオーバーした。朝に2時間だけ射す陽光を捉えようとする画家と、睡魔と戦いつつエリセ特有の暖かい射光を捉えようとする俺。フィルライトがなく、柔らかいサイドライトがやさしく人物を包む映像はエリセ映画の特徴のようだ。朝2時間だけの光を追い求める画家と同じようにエリセ自身も朝か夕方の1時間ほどの光を追い求めてるのであろう。