rymugi2005-10-12

  • ウォメ

ウォメ志願のPKだった、エトー明かす

 カメルーンがW杯出場を逃した8日のエジプト戦で、ロスタイムのPKを失敗したDFウォメは蹴ることを志願していた。PKキッカーを務めるFWエトーが、10日付のスペイン紙で明かした。本来ならエトーが蹴る場面だったが「僕がやろうとしたら、ウォメがこっちに来て言ったんだ。『オレは本当に決める自信がある』って」と内情を明かした。

 勝てば6度目の出場が決まるはずだったが、1−1で迎えた後半ロスタイムのPK失敗で悲劇は起きた。だが、エトーは「母国、チームメート、そして僕にとっても悲しい。これをぬぐい去るには、アフリカ選手権で結果を出すしかない」と言った。同選手権は来年1月20日、因縁のエジプトで開催される。

http://www.nikkansports.co.jp/ns/soccer/p-sc-tp0-051011-0011.html

カメルーン代表のウォメ「死の危機に直面した」=W杯予選

 ワールドカップ予選敗退の後、ピエール・ウォメはこうコメントした。
「護衛がなければ殺される危険もあった」

 カメルーンの2006年ワールドカップ・ドイツ大会出場の道を閉ざすことになったPK失敗について、ウォメは次のように振り返った。
「誰も蹴りたがっていなかった。PKは得意だし、僕が蹴ることに決めた。エトーが蹴ろうとしていたというのはうそだ。彼が言ったコメントを読んで、とても傷つけられた。彼もキャプテンも蹴ろうとしなかったから僕が蹴った。同情してくれたのはチームメートの一部だけだった」

 ウォメはもともと、カメルーンのPKキッカーの一人であり、今回のことに責任があるとは感じていない。
「必要なら、もう一度同じような場面でもPKを蹴るつもりだ。それはインテルでも同じことだ」

 夫人の店は襲撃に遭い、彼の自宅も破壊された。インテルでの練習を再開するためイタリアに戻ってきたウォメはこう語った。
「僕は気が強いから自分のことは怖くなかった。でも、家族のことはとても心配だった。両親には今も護衛を付けている。本当にひどいことになる可能性もあった」

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/wcup/06germany/preliminary/headlines/20051012/20051012-00000014-spnavi-spo.html