アセンズ国際映画祭

今年も映画祭がやってきました。

今回は忙しいのであまり見れないので残念。今のところ2本長編とショートプログラム1つだけ。見たかった長編映画がちょうど出品されているのがうれしい。短編は相変わらずしょうもないのが多い。正直短編のレベルは低い。内輪ネタ多いし。アカデミー賞外国映画賞受賞作品Tsotsiとインディペンデント系の映画祭で評判のFatelessを見た。

Tsotsiはアカデミー賞取るほどの映画ではないと思うがまあ悪くもない。今年のアカデミー賞はクラッシュといいTsotsiといい、なんか似たような感じ。それよりもFateless。東欧映画らしくおもーくてながーい。しかしながら撮影が素晴らしい。あまりの美しさに泣きそうになった。全体を通してかなり色が褪せているのだが、特にホロコーストのシーンでは白黒ギリギリまで色が抜けている。こんな色の抜け具合をうまくコントロールできるものなのだろうか。間違いなくDIだろうな。久しぶりに「こんな映画を撮ってみたい!」という映画を見た。そして、シンドラーのリストのように老人のチンコが写っていた。こんなエキストラだけは勘弁。